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希望を見出すことの大事さ・難しさ

前回の記事見出しで『希望を見出すことは、なぜ大事なのか?』に続きます。

 

大事さ:

自らの内側からの原動力:

 

希望を持つことによってモチベーションを高めて目標を達成するためのエネルギーとなっていきますが、このことは自身の夢や目標に向かって歩むための重要な要素です。

(夢や目標とは、必ずしも大それたものでなくても構わなくて、自分が自分らしく満足して生涯を過ごせるようにするための意識と捉えても良いと思います。)

希望を持つことで困難な状況に立ち向かう意欲が湧いて、努力する意味を感じ、楽しみながら継続していくことができるようになるものです。

逆に言えば、困難や失敗があっても立ち上がって、再び自らの内側から前進する原動力を得ることができます。

過去記事『答えの出ない事態に耐える力とは?』でも触れましたが、不幸な出来事に直面しても、自分自身を立ち直らせる力:レジリエンスの元ともなっていくでしょう。

このことは、たとえ悪い状態が発生して大事なものを失ったとしても執着して元に戻そうとするよりも、本当に自分らしい人生を歩むために失ったのだと理解して、問題となった原因に対して創造的な解決策を考えることとも言えるかもしれません。

 

心の安定とポジティブな思考:

希望を持つことは、心の安定やポジティブな思考を促進する重要な要素です。

 

心の安定:

希望を持つことは心の安定を育んで、困難な時や逆境に直面しても自己の内面の安定を保つための支えとなっていきます。

希望は心に安堵感や安心感をもたらして、ストレスや不安を軽減する助けともなるでしょう。

 

ポジティブな思考:

希望を持つことはポジティブな思考を育む一因ともなって、希望があると自身や状況に対して楽観的な見方を持つことができます。

ポジティブな思考は、自己効力感や自信を高めて困難に立ち向かう意欲を養っていきます。

 

自己肯定感の向上:

希望を持つことは自己肯定感の向上にも繋がっていき、希望があると自分自身に対して前向きな評価や信頼を持ちやすくなっていきます。

このことによって自己価値感や自己受容感が高まって、心のバランスが整い、より健康的な心理状態を築くことができるようになっていくでしょう。

 

喜びや幸福感の増大:

希望を持つことは喜びや幸福感を増大させる効果も期待できます。

将来への希望や期待が生まれ、その達成に向けて前向きに行動することで、達成感や満足感が得られたり幸福感の高まりなどを感じやすくなっていきます。

 

心の安定やポジティブな思考は健康な心理状態を維持して、日常生活や困難な状況においてより良い結果を生むために重要です。

希望を持ちながら前向きな思考を育むことは、自己の成長や幸福感を促進する大切なプロセスです。

 

自己成長と自己実現:

希望を見出すことは、自己成長や自己実現のための重要なステップです。

希望を持つことで、自分の可能性や能力に目を向け、より良い未来を実現するための行動を起こすことができます。

 

難しさ:

絶望や挫折の影響:

絶望や挫折に直面すると、希望を見出すことが難しくなります。

困難な状況や失敗から立ち直ることは容易ではありませんが、希望を持ち続けることで再び前進することができます。

 

迷いや目標の不明確さ:

自分自身や将来の望みについての迷いや目標の不明確さがある場合、希望を見つけることが難しくなるため、

自分にとって、本当の意味での希望でなければ、それは何かにすり替わり、容易に消えてしまう失望と繋がってしまう弱さを内在していると言えます。

そのような砂の城ではなく、本当の意味での希望を見出すには深い自己探求や目標が求められます。

そのためプロセスに時間と努力が必要となりますが、このことについては別記事でお伝えしていきます。

 

環境や社会の制約:

環境や社会の制約も希望を見出す障害となることがあります。

現実的・社会的な制約に直面すると希望を持つことが難しくなる場合がありますが、柔軟性や創造性を持って状況に対応して可能性を見出すことが重要です。

自分自身の意識や信念を見直して、環境の制約を乗り越える方法を模索することが求められます。

 

自己制約やネガティブな思考パターン:

自己制約やネガティブな思考パターンも希望を見出す障害となります。

自己否定的な考え方や過去の失敗に囚われることで希望を見失うことがあるため、自己肯定感を高めてポジティブな思考パターンを養うことが必要です。

 

周囲の影響や批判:

周囲の影響や批判も希望を見出すことを困難にすることがあって、他人の意見や社会の期待に振り回されることで自分自身の希望や夢を見失ってしまうことがあります。

自己の信念や情熱を大切にして、自己の道を信じることが重要です。

 

 

現実において希望を持ち続けたり、新たに見出すことは容易ではない時も多々ありますが、希望を見出すことの大切さは、持つことの難しさよりも大きいものだということは想像していただけると思います。

希望があれば、どんなに辛い状況でも前を向いて進んでいくことができたり、困難に立ち向かうための力を与えてくれます。

希望を見出すためには、まず、自分の周りの良いことに目を向けることです。

そして、自分の好きなこと、得意なことを見つけることです。また、他の人の助けを借りることだって大切です。

希望を見つけることができれば、人生はもっと豊かになるでしょう。

自己探求や目標設定・ポジティブな思考・環境への柔軟な対応など、様々な要素を組み合わせて取り組むことで希望を見つけていくために困難や挫折を乗り越えながら、自分自身の可能性を信じ続けていただきたいと願います。

 

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合同会社 実践マーケティングセンターの村田敦(むらたつとむ)です。
私のプロフィールなどについては、下記WEBページにてご覧いただけます。

希望を見出すためのシンプルな7つのヒント

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