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32歳の2月4日朝、乳ガンと告知されて

同時に、自分の見ている周りの景色に

色がなくなったような気がしました。

 

「どうしよう、わたし・・・」

「これから、どうなるんだろう・・・」

 

かつて感じたことのない大きな不安を抱えながら

バスに乗って、バイト先の飲食店に向かいました。

 

「ガン」「死」という言葉が、頭の中に浮かびます。

テーブルを拭きながら、じわじわと涙がにじんできます。

「わたし、死ぬのかな」

そう思うと涙がこぼれそうになります。

ぐっと涙をこらえて、テーブルを拭き始めると

「やっぱりガンだった・・・わたし・・・」

また、目が潤んできます。

「今すぐじゃないけど、わたし死ぬのかもしれない・・・」

周りに気づかれないように、目頭をおさえます。

 

仕事をしながら、こんなことをくり返していました。

 

ところが、半日ほどたって、ふと気がつきました。

ん? ちょ、ちょっと、落ち着け。

 

「今すぐじゃないけど、わたし死ぬのかもしれない・・・」

って、今悩んでるけど、それ当たり前やん!

 

死ぬのは、生まれた時から決まってる。

これほど確かなことはない。

そのことを知ってても

死ぬかもしれないと心配したことはない。

いつ死ぬかなんてわからない。

なんで死ぬかもわからない。

事故で死ぬかも、地震で死ぬかも

ガンになったらからと言って

ガンで死ぬとは限らない。

自分だけが死ぬわけでもない。

 

「いつか死ぬ」という当たり前のことを

「死ぬかもしれない」と悩むことが

突然に、ひじょーに、アホらしくなりました。

 

憑き物が落ちたように正気に戻った感じで

そのあとは、前向きに悩めるようになりました。

 

この時、32歳、独身、人生最大のピンチ

だと思っていましたが

心の振れ幅も、人生最大だったかもしれません。

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 出典・引用元ページは コチラです。

 出典・引用元WEBサイトがある場合は以下に表示されます: わたしにあるもんで。


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