Blog

電車で吊り革につかまり

前の座席をぼんやりと見ていた私。

 

急にピントが合って

目に入ってきたのは

ヒゲの濃さを感じる口元・・・。

 

口元から視線を広げていくと

栗色に染められたショートヘア。

眉毛にかぶるくらいに下ろされた前髪。

 

「ん?」

 

着ているトレンチコートの衿先が

まあるいカーブを描いている。

 

「あれ?」

 

伏し目がちにスマホを触る指のしぐさ。

 

「もしかして?」

 

パンツスタイルの

きっちり揃った膝がしら。

 

ヒゲ剃り後とのギャップを感じて

 

「えっ?どっち?」

 

私は心でつぶやいた。

 

男なのか女なのか

はっきりしないと

落ち着かない気持ち。

 

でも

その人が男か女か、

またはそれ以外か、

ホントのところ

容姿や服装だけではわからない。

 

それなのに

全くその人のことを知らない私が

その人のことを決めようとしている。

 

「私が決めることじゃないよね。」

 

わからないことに因われて

答えを求めようとする

自分を振り払う。

■ 出典・引用元がある場合は以下に表示されます:


 出典・引用元ページは コチラです。

 出典・引用元WEBサイトがある場合は以下に表示されます: わたしにあるもんで。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Related Article

心理カウンセラーやコーチングのコーチの方に最適な求人【在宅/時間自由】です。

スキマ時間にでき、経験値や幅を増やすことが出来ます。

アーカイブ

カテゴリー